<Photo> アジアリーグ・プレーオフ 2009-2010 Play Back

アジアリーグ・プレーオフ・ファイナル 2015-2016を前にして、特に印象に残っているシーズンを振り返ってみました。2009-2010シーズンのファイナルはハルラ(レギュラーリーグ1位)とクレインズ(RL3位)で争われ、ハルラが王手をかけて釧路に乗り込みました。第4戦は終了2秒前にクレインズが追いついてOver Timeで逆転、というスリリングな展開で決着は最終戦に持ち越されました。第5戦は終了17秒前にハルラが追いつき、OTで勝利を収めてアジアリーグ初制覇を果たしました。


2010/3/27 プレーオフ・ファイナル 第4戦

Cranes 3-2 Halla

ハルラ#3尾野選手

ハルラには、アイスバックスから尾野選手が移籍していました。


1P ハルラが2-1でリード、その後は得点が入らず、3P 残り50秒でクレインズはGK#61石川選手をあげて6人攻撃を仕掛けます。残り2秒で#11西脇選手がゴール。喜ぶクレインズの選手は時計を見上げて、この表情です。


レギュラー・リーグとは異なり、プレーオフの Over Time は、5 on 5 でどちらかが得点を取るまで20分のピリオドを続けます。OT 6分26秒、クレインズ#20ダーシ・ミタニ選手のゴールで逆転勝ち。地元釧路で逆王手をかけて最終戦に臨みます。


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2010/3/28 プレーオフ・ファイナル 第5戦

Cranes 4-5 Halla

第4戦を残り2秒で追いつき、逆転勝利して勢い付いたクレインズが第5戦では先行し、2P 半ばまでに3-1でリード。ハルラはその後得点を重ねて3P 45分30秒に 3-3 の同点に追いつきました。クレインズは57分06秒に#17飯村選手のゴールで勝ち越しましたが...

第4戦とは立場が入れ替わり、1点を追うハルラが残り50秒でGK#30SON Ho-Seung選手をあげて6人攻撃へ。残り17秒で#1KIM Ki-Sung選手が同点ゴール。前日とは逆の展開にアリーナは大きくどよめきました。

Over Time 64分33秒、ハルラ#5KIM Woo-Jae選手 のゴールで逆転勝ち。日本チームの勝利を期待して観ていたものの、この劇的な展開に興奮、アイスホッケーの魅力にさらに惹きこまれたことを思い出します。

アジアリーグ・アイスホッケーの初シーズンである 2003-2004 ではプレイオフは行われずレギュラーリーグのみで優勝が決まりました。その翌シーズンからプレーオフが導入されましたが、ファイナル進出チームはいずれも日本チームでした。

 

ハルラは、日本以外のチームとして初めてファイナルに進出し、初優勝を果たしたのでした。

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